
インターネットの仕事は一人でコツコツやっていくもので、人と対面することは必要ないと思われがちで私も最初は意外だったのですが、ブログ記事を書いて商品を進めたり、実際に人と会話をして商品やサービスを進めたりしてお金を稼いでいく必要が多く出てくるので「営業力」が必要になってきます。
なのでブロガーとして生きていくのにも営業力はしっかり高めていきたいところです。
そこで、営業力を高めるために、29歳で訪問販売会社を起業し年商2億7000万円を売りあげた堀口龍介さんの「即決営業」という本を読んだのですが、記事で商品を売るときにも実際に対面したりスカイプしたりするときにも共通する営業力だと思ったのでその手法について何回かに渡って簡単にまとめていきたいと思います。
目次
即決させることが大切
紹介したい商品やサービスについてお客さんに話していて買うか買わないかをお客さんが決断可能な場では、「明日考えます…」と言わせずすぐ決めるよう「即決」をさせることが大事です。
人間は迷いやすく決断しにくい生き物なので、お客さんの言うとおりに結論を先に延ばしても、その場で決めさせても結果は同じになり、迷ったままとなってしまうし、時間と労力も無駄になってしまいます。
また、お客さんの心は揺れやすいので「買う」と決めていても「買わない」に揺らぐことは往々にしてあります。なので結論を先延ばしにするのは良くありません。
嫌われてもいい。嫌われる前に決めさせる
営業はサービスではないのでお客さんに好かれることを第一目標に考える必要はなく、お客さんに嫌われるかもしれないと思っても、すぐに「買うか買わないか」決断してもらった方がいいです。なので即決めてもらうことを絶対に目指していく必要があります。
一番いいのは嫌われる隙もないようにその場で買うか買わないかを決めさせることです。
何回も同じ人を訪問するよりも色々な人を訪問するべき
営業をかけるときに、同じ人に心を開いてもらうために何回も訪問する人がいますが、そのことは効率が悪いです。それよりも買うか買わないかを即決させて次の人を訪問して、新規顧客訪問数を増やした方がいいです。
実際、同じ人を何回も訪問していい人だと思ってもらおうとして労力をかけたとしても成約率は上がらないもので、それよりも心を強くもって色んな人を訪問して数を打った方が売り上げは上がりやすくなります。
むしろ、労力をかけたお客さんに断られる方が精神的ダメージが大きいので、断られるならその場で一瞬で断られた方がストレスがたまらないものなのですぐに決めさせるべきです。キャンセルを恐れて一つ一つ行動が遅くなるよりも、キャンセルを怖がらずに数をうっていくことが必要です。
中途半端に売り続けるよりも「その場で決めさせる営業」で経験を重ねるべき
しつこく売ったら嫌われるかな…といって中途半端に商品を推すのはよくありません。それよりも、「この場で決めさせる」という気持ちをもって商品やサービスを売り込むべきです。
中途半端な経験を積むのではなく、「熱意をもって売る」という気持ちで売り込むことを繰り返すことだけですぐに決めさせる営業力は上がっていきます。
必要な人に、買わない理由を全滅させて売る
「~がほしいな」と思っているお客さんは営業マンがいなくても勝手に買ってくれます。ほしい人に商品やサービスを売るのは営業ではなく、営業の仕事とは「あのお客さんにはこれが必要だ」と思って商品を勧めることです。「今度でいいかな」と思っているお客さんに「今すぐ買うべきですよ」というのが営業マンの仕事です。
商品やサービスが必要だと思われるお客さんに対してするべきことですが、目の前の商品やサービスが必要かどうかはお客さんは自覚していないので、営業マンは「なぜ買わなければいけないのか」「今買わないことでどんなひどい未来が待っているのか」などをお客さんに想像させて、お客さんを動かす必要があります。
高額な商品こそこの「必要性」を打ち出すことでお客さんを行動させることが大切です。
まとめ
さて、ここまで即決してお客さんに商品を売る即決営業の考え方についてまとめていきました。記事の中で商品を売るときにも、実際に会って商品やサービスを売るときにも「これはお客さんに必要な商品・サービスだ」と決意をもって進めていくことが必要ですよね。
それでは次回はお客さんの心を開かせる即決営業術について記事でまとめていきます。